TALK SERIES トークシリーズ
2023.6.10sat-9.2sat
佐賀大学美術館開館10周年を記念した
展覧会を前に、芸術と地域を視野に入れた
「美術館×博物館」の新たな活動領域を巡る
講演・討論会を開催します
トーク日程
- 無 料
- 予約不要
講師の方の写真または名前をクリックすると
プロフィールが表示されます
学内マップ
駐車場について
県道54号線沿いの大学正門側に、
美術館に隣接した駐車場がございます。
入構から24時間以内の入構料金は200円です。
加藤 幸治KATO KOJI
武蔵野美術大学教養文化・学芸員課程教授、
武蔵野美術大学美術館•図書館副館長
専門は民俗学、博物館学。和歌山県立紀伊風土記の丘学芸員(民俗担当)、東北学院大学文学部歴史学科教授(大学博物館学芸員兼任)を経て、2019年から現職。
近著に、加藤幸治監修・武蔵野美術大学民俗資料室編『民具のデザイン図鑑―くらしの道具から読み解く造形の発想』(誠文堂新光社、2022年)『民俗学フォークロア編―過去と向き合い、表現する』(武蔵野美術大学出版局、2022年)など多数。
神野 真吾JINNO SHINGO
千葉⼤学准教授、⻆川武蔵野ミュージアムアート部⾨ディレクター
東京藝術⼤学⼤学院修了(美学)。⼭梨県⽴美術館で学芸員を11年務めたのち現職。2020年11⽉にオープ ンした⻆川武蔵野ミュージアムでは、アート担当のボードメンバーも務め、2021年に⾏われた千の葉の芸 術祭(主催:千葉市)では総合ディレクターを務めた。主な企画展に「現代美術百貨展」(2000年、⼭梨 県⽴美術館)、「新版/⽇本の美術」(2002年、⼭梨県⽴美術館)、「コロナ禍とアマビエ」(2022年、⻆川武蔵野ミュージアム)「タグコレ現代アートはわからんね」(2023年、⻆川武蔵野ミュージアム)な ど。
渡部 葉⼦WATANABE YOHKO
慶應義塾⼤学アート・センター教授/キュレーター、慶應義塾ミュージアム・コモンズ副機構⻑
専⾨は近現代美術史。東京都美術館、東京都現代美術館において学芸員として活動。2006年より慶應義塾⼤学アート・センターにて、展覧会や各種催事を企画実施するとともに所管アーカイヴにも関わる。アーカイヴ活動と展示やワークショップを結びつけた活動を展開。また、慶應義塾ミュージアム・コモンズ(KeMCo)の⽴ち上げに携わり、教育プログラムではOBL(オブジェクト・ベースト・ラーニング)を実践。
藤 浩志FUJI HIROSHI
美術家、秋⽥公⽴美術⼤学教授、秋⽥市⽂化創造館館⻑
⿅児島⽣まれ。京都市⽴芸術⼤学在学中演劇活動に没頭した後、地域をフィールドとした美術表現を志す。 同⼤学院修了後パプアニューギニア国⽴芸術学校に勤務し、原初的表現と⼈類学、社会学、ヤセ⽝に出会 う。バブル崩壊期の⼟地再開発業者・都市計画事務所に勤務し、⼟地と都市を学ぶ。全国各地の芸術祭、⽂ 化施設をはじめ、様々な空間でのプロジェクト型の表現を実施。⼗和⽥市現代美術館館⻑、秋⽥公⽴美術⼤ 学副学⻑を経て現職。
三島 美佐⼦MISHIMA MISAKO
九州⼤学総合研究博物館教授
専⾨は⽣物学(植物系統学)。2002年九州⼤学総合研究博物館着任。現在は、九州⼤学の中核的な植物標 本および材鑑のコレクション、それを形成した⾦平亮三、キャンパス移転で救済した⽊製家具、そしてそれらが相互に連関した複合的な⾃然史研究に注⼒している。また、キャンパス移転を契機に「⼤学博物館のモ ノと場」をテーマとした実践に取り組み、近年は「まちとミュージアム」「まちと植物」のあり⽅にも注⽬ した実践研究にも取り組んでいる。
⻄ 聡⼦NISHI SATOKO
市原歴史博物館学芸員(⽇本近世史専⾨)
2022年11⽉開館の市原歴史博物館学芸員。専⾨は⽇本近世史、歴史学。⼀橋⼤学⼤学院社会学研究科博⼠ 後期課程を修了後、⽇本銀⾏⾦融研究所アーカイブのアーキビストを経て、2018年から現所属博物館の整 備・開館業務に携わる。 近著に『四国遍路と旅の⽂化ー近世後期⺠衆の信⼼』(晃洋書房、2022年)があ る。
宮本 晶朗MIYAMOTO AKIRA
東北芸術⼯科⼤学芸術学部⽂化財保存修復学科准教授(⽂化財保存修復研究センター研究員を兼務)
専⾨は彫刻作品(仏像、近現代彫刻)の保存修復。2008年、東北芸術⼯科⼤学⼤学院修⼠課程保存修復領 域修了。⽩鷹町⽂化交流センターに学芸員として勤務し、アートや仏像の展覧会、ダンス公演などを企画・ 担当する。東北芸術⼯科⼤学⽂化財保存修復研究センター学外共同研究員として、仏像等の調査・研究や保 護活動に参加。現在は同⼤学教員とともに、株式会社⽂化財マネージメント・代表取締役を務める。「みち のおくの芸術祭 ⼭形ビエンナーレ」にキュレーターとして参加(2018年~)。
⻄澤 真樹⼦NISHIZAWA MAKIKO
認定 NPO 法⼈⼤阪⾃然史センター職員、⼤阪市⽴⾃然史博物館外来研究員、てこぽこさんとはくぶつかん副代表、なにわホネホネ団団⻑
⾃然史博物館に惹かれ、2001年から⼤阪へ。1955年から続く⼤阪市⽴⾃然史博物館友の会の評議員とし て、経営・事業ワーキンググループに所属し、寄付制度の導⼊、ベビーカーで参加できる⾏事など、市⺠が 博物館を応援する仕組み作りや、積極的に楽しむための様々な企画を実施。2012年から現職。近年は寄付 担当として、博物館を取り巻く⽀援者層の分析やS N Sなどの広報に関わる。最近の関⼼は、福祉業界との タッグの組み⽅。
藤井 直紀FUJII NAOKI
⽣物海洋学研究者(クラゲ研究者)
広島⼤学⼤学院修了、博⼠(学術)。沿岸海域の環境や⽣物群集の変化について研究を⾏っている。学⽣の 頃からクラゲ研究をおこなっていることから、クラゲ類の⾏動⽣態や⻝⽤クラゲの利活⽤についても興味を 持っている。市⺠と協働・対話する研究スタイルを重視している。⿅島市⼲潟交流館には建設計画当時から 関わっている。
⻲井 裕介KAMEI YUSUKE
やながわ有明海⽔族館館⻑、佐賀⼤学農学部⽣
⾼校2年よりやながわ有明海⽔族館館⻑を務める。⽔族館の管理やイベントの開催、多数のメディアへの出 演などを⾏う。とはいいつつ実態はひたすら湿地帯の⽣き物を追い求める18歳の⽣き物ヲタク。最近の ニュースは海辺に打ち上がったリュウグウノツカイを⻝べたこととカハタレカワザンショウという1mmほ どの巻⾙を⾒つけたこと。著書に『カメスケのかわいい⽔辺の⽣き物』。