展覧会情報

2016.07.13 (Wed)

【終了:申請】幕末維新期の小城―書聖・中林梧竹の生きた時代―展

日程:2016年07月15日(金)~08月10日(水)

幕末維新期の小城―書聖・中林梧竹の生きた時代―

 

佐賀大学地域学歴史文化研究センターの主催で、小城藩ゆかりの古文書や古記録、パネル等を、佐賀大学内の2か所で展示いたします。
歴史や書がお好きな方、どうぞお気軽にお越しください。
*****************************************
(主催者より)
小城出身の書家で、明治の書聖といわれる中林梧竹は、小城藩士・中林彦四郎(四郎兵衛)隆経として、幕末の激動の時代を生きました。
本展示では、佐賀大学附属図書館所蔵『小城鍋島文庫』の史料から、幕末の小城藩の様子や梧竹の足跡について紹介します。

 

(展示内容)
●第1会場(佐賀大学美術館2F 小展示室)
・「増刊校正王状元集註分類」(中林梧竹の書き込みがある書物)
・「中林梧竹書簡」(小城藩役人・中林四郎兵衛としての活動)
・「地券」(小城藩士の家に生まれ、維新後は地域の役職を歴任した持永秀貫の署名)
・「戊辰戦争戦況図」(小城藩が出兵した秋田藩領域の地図)
ほか史料写真10 枚、パネル6 枚
●第2会場(菊楠シュライバー館1F展示室※美術館から徒歩5分ほどの洋館です)
・「達」(小城藩主鍋島直堯が嘉永3 年隠居する際に重臣へあてた達、次の藩主への忠誠など)
・ 「徳川家茂御内書」(小城藩主鍋島家と将軍家のつながりを示す御内書)
・「老中奉書」(小城藩に対し、その他の「公務」を免除する代わり、長崎警備を厳重に命じる)
・「小城藩日記 元治元年」(元治元年小城藩でおきた内紛「太田蔵人襲撃事件」に関する記述)
・「草場佩川書」(佩川は多久出身で佐賀藩主鍋島直正のブレーン。梧竹とも親交があった)
ほかパネル1枚

 

 

会  期:7月15日(金)~8月10日(水)
休 館 日:第1会場 月曜日
     第2会場 日曜日
主  催:佐賀大学地域学歴史文化研究センター
    (問い合わせ先TEL・FAX 0952-28-8378)
    (公式HP http://www.chiikigaku.saga-u.ac.jp )
観 覧 料:無料
※7月19日(火)まで、美術館は工事のため階段をご利用頂けません。
 ご来館の際はエレベーターをご利用ください。

 

関連ファイル